八幡浜(やわたはま)市内にある、地理的条件の異なる集落のくらしぶりを明らかにするため、本章では、瀬戸内海沿岸の集落として磯崎(いさき)を、山間部の集落として日土(ひづち)を、離島の集落として大島(おおしま)を、それぞれ調査対象地域とし、地元住民の方々からの聞き取り調査や文献調査を行い、昭和の生活を中心にまとめた。