データベース『えひめの記憶』
美川村二十年誌
一、林 道
第二次大戦後、造林が進むにつれて特に林道の重要性を慮かり、逐年これを開発して生産基盤を拡充していった。これは林業における生産性の向上が目的であり、いきおい施行主体も林業者の利益代表たる森林組合の重要な事業として進められたことは言うまでもない。その後、林道の性格および内容からみて村道または県道に編入されて、地方産業開発に重要な役割りを果している路線もある。
なお今後一五ヵ年の計画では三一路線、延長にして七五㌔㍍、一㌶当り七・五㍍の高密路網を推進中である。ちなみに昭和二一年以来の開設林道および災害復旧のなされた箇所は次の通りである。